次のおはなしは、天国へ旅立ったベルちゃんの飼い主さんです。
12年共に暮らした愛猫ベルちゃんを失って悲しみに暮れているご主人を
心配なさった奥さま(以下Kさん)から遠隔ヒーリングのご依頼を受けました。
Kさん:昨夜12年間生活を共にしてきた愛猫ベル12歳が息を引き取りました。主人との絆がとても強かった子です。主人も彼女を心の支えにしてきました。なので、主人が死んでしまうのではないかと思うほどダメージを受けています。
ご自身もお辛い中、ご主人を思いやってメッセンジャーから連絡を頂きました。
ヒーリングの効果を最大限にするには、ご本人がヒーリングを受けることを承諾されている事が大切です。
しかも、男性なのでこれは難しい案件になるだろうと覚悟しましたが、いらぬ考えでした。
ご主人に了解を頂けたと連絡があり、
「布団の中で横になっています。寒気がするそうです。エネルギーが落ちているんでしょうね。」と、Kさん。
あまり多くを期待せず、今夜は眠れることを目標にします、とお伝えして、遠隔ヒーリングを開始しました。
30分後、ご主人のエネルギーが整って来てとてもいい感じです。
受け取った内容をメッセンジャーで送ります。
ベルちゃんの名前はお子さまが付けてくれたこと。
ベルちゃんはいつもご主人のお腹のあたりで寝ていたこと。
ご主人はお腹が弱い。冷え感が強い、肺が弱い・・・。
Sさん:よく主人のお腹の上で寝ていました。そして、主人は小学生の時に肺を患っていました。・・・今、呼吸が静かになりました。
ここからはヒーリングを行いながら伝わってきたことをやり取りしました。
体を温めるように。できればマスクをして。ちゃんと泣けていないから思いを消化するように努力が必要。ご主人がひとりの期間を作るか、Kさんと一緒に泣くかしてあげて。
我慢強い方、男気が強いのでその辺りの感情の持って行き方には時間がかかるのかな?
しかし、時が経てば笑顔が戻ります。
すると、
Sさん:ヒーリングが終わるころ、「急に起き上がりたくなった」と言い、今まで口にできなかった事、(良かれと思って受けさせた手術が仇になってしまった)自責の念に駆られている事や、最近のわたしのベルへの発言に怒りを持っていた事等が言えるようになっていました。ヒーリングの最中猫の鳴き声が聞こえて来たそうです。顔つきも少し良くなっています。
この時、ヒーリングを受けているご主人の傍にいたKさんにもヒーリングエネルギーが流れていたようで、「胸のつかえと、吐き気が緩和しています。いつの間にかベルちゃんの遺骨を抱きしめていましたよ。」と、このメッセージでこの日は終了しました。
翌日セッション後のフィードバックを伝えてきてくださいました。
Kさん:主人からのメッセージです。「昨日のヒーリングがなかったら、どうやって生きていけば良いのか、分からないほどダメージを受けていました。お陰様でよく眠れて、今日は声もしっかり出るようになり、体も楽です。お世話になりました。」
再び笑顔を取り戻されたご夫婦は、新たに2匹の猫ちゃんをお迎えし、生き生きとした毎日を送っていらっしゃるようです。
このセッションで、ヒーリングエネルギーは素晴らしい可能性があることを証明して頂けました。
セッションを受けたのは形の上ではご主人のみです。しかし、Kさんも必要としている状況でした。必要としているところへ流れていき必要な形に作用するを体現してくださいました。
そして何より、どこでどのように受けるのか、感情面でもどう作用するのか、ひとつとして
同じセッションは起こりえません。
素晴らしい時間をありがとうございました!
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