10月14日祝日 相模大野にて、大槻ホリスティック主催のイベント
ヒーリングフェア秋2019に出店しました。
台風から3日目、朝から小雨が降る肌寒いスタート。
お昼近くになると、徐々にお客さまの姿が増え始めて終了時間までトイレに行くのも
申し訳ないくらいのセッションをご希望のお客さまとお会いすることが出来ました。
アニマルコミュニケーションのご依頼は10件中1件だけ。
後はすべてミディアムシップでした。
アニマルコミュニケーションはこの世で生きている動物さんのリーディングをする事です。
ミディアムシップは人・動物さんに関係なく霊界に旅立ったスピリットに繋がる事です。
愛する人、動物さんは今どうしているのだろう、
死ぬ間際に傍にいられなかった後悔を胸にずっと生きてこられた方、
生きている時、もっと愛情をかけてあげたかったと懺悔の気持ちでいっぱいの方、
様々な思いを足かせのように生きてこられた方が訪ねてくださいました。
そんな方々をスピリット界はただ真実を伝え、しかしそこには愛や思いやり優しさが溢れているだけです。
そんな中、ひとりの男性がいらっしゃいました。
まるでラグビー選手のようながっしりとしたこわもてで、ヒーリングフェアとは無縁の印象(失礼!)。
まさかのわたしのセッションの順番待ちのお客さまでした。
開口一番、「猫が帰って来ないんです。」
「申し訳ないのですが、迷子探しは難しいです、情報が常に変化します」というと、
「はい、帰って来ないのはあり得ないので多分、そういうことだと思っています」と、
腹をくくっているような感じ。
「分かりました。では、生きているのか亡くなっているのかまず見ることでよろしいですか?」
「それでお願いします。」
チューニングすると前のお客さまのねこちゃんの姿と混線状態に。
「茶トラ?」
「いいえ、黒です。」
するとすぐに姿を見せてくれて、
「金色の目そしてまっすぐな長い尻尾の子?」
「そうです。」
この子でいいんだ・・・
お腹に衝撃、重い痛み、エネルギーは霊界にいることを感じる。
「そうですね、亡くなっているようです。進めていいですか?」
「はい、大丈夫です。」
そこからはももちゃんが見せてくれる状況をわたしが言葉に変換して、伝えます。
「戸建てのお宅に住んでおられますね。庭にある1本の大きな木の根元にスピリットになったももちゃんがいます。そこで飼い主さんが気づいてくれるのを待っています。
中略~お葬式をしてあげてください。
そして木の根元に向かって、待ってたよ帰っておいでと言葉をかけてあげてください。~中略~」
飼い主さんは、うっすらと明るい表情になり、
「分かりました、帰ったら親父にも話してすぐやります!」と言って帰られました。
その飼い主さんの後姿から目が離せず、見えなくなるまで見送ると感情が喜びの感情がこみ上げてきました。「嬉しい・・・」と涙があふれて泣きそうになりました。
次のお客さまがいるのに!これはももちゃんの感情だと理解しました。
「やっと見つけてくれた、やっとお家に帰れる。こんな姿になってしまったから家には戻れない。」
そう思いながらもいつか気づいてくれるのをお庭の木の下で待っていたようでした。
翌日、飼い主さんからフィードバックがありましたよと連絡をもらいました。
「今日、お父様と飼主さんおふたりでももちゃんのお葬式をあげたそうです。」
お葬式の時、彼はももちゃんの温もりを久々に感じた気がして嬉しかったとのこと。
「父も自分も前を向けそうだ、行って良かった」と言ってださったそうです。
そして、その翌日。
「朝起きてもまだぬくもりが感覚が今も残ってるから、頑張れます!」
お役立てて本当に良かったと思いました。
スピリットの優しいエネルギーを感じることが出来るのは幸いです。
生きている人がこの世を元気で生き抜くことを、全力挙げて応援しているんですから。
心静かに、思考がグルグルをやめるとあなたにも出来ます。
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